心を大きく

包括的にものを見ることが大切です 

包括的にものを見るようにするには

日々の生活の中で相手側の目線で物を見るようにします 

それがあなたにとって

どんなに批判的に見える相手だとしても

相手の目線で捉えるようにします 

そうすることで

相手に寄り添った気持ちになるわけでも

今ある自分の考えを変えるためでもありません 

包括的に見るということは

自分自身にとって良いことなのです

相手の目線で考えた時に

考える前と考えた後では

あなたの心が少し緩んできます 

心は広くて大きければ大きいほど

良いのです

大きな心には

素晴らしいことがたくさん入ります 

自分では相手の目線になってみたけど

何も変わらないと感じるかもしれません 

一度や二度実践したくらいでは

自分の内なる変化には

気がつけないかもしれませんが続けていきましょう 

包括的に見るという事柄は

人間関係だけに当てはまるものではありません 

囀る鳥に 

元気よく鳴くセミに 

街路樹に 

山に 

太陽に

月に 

星々に 

包括的な視線を向けていきましょう 

相手の気持ちになるということは

それ自体に

そのものに

なって考えるということです  

鳥になって家を見下ろし 

セミになって

長い土の下から出てきた解放感と7日間の命を享受します 

街路樹になって

排気ガスを吸いながらも

人々に木陰を与え、太陽の光を享受します 

そうやってどんどんと広げていくと

最後は星になって地球を見下ろす自分がいます 

自分の住む星を汚していないか? 

毎日の生活で

水を

空気を

汚していないか? 

それは宇宙から見て何の影響もないことなのか? 

意識は壮大に広げましょう

地球の中にポツンんといる自分というちっぽけな存在 

自分にとっては毎日が精一杯で

たくさんの感情や物事が詰まった日常

忙しさに呑まれてしまうと

視野は狭くなり

自分の感情に主導権を握らせてしまいます 

自分自身がいるから

自分の世界に

鳥がいて

海があり

空があること 

人生を形づくる主導権は自分にあるということを

日々感じていきましょう 

幸せを感じることが出来るのは広い心を持った自分自身であり 

他からもたらされるものではありません

豊かさは内側にあり

引き出すことができるのは自分だけなのです

*エグレット*