人は体という器を借りて生きています
体が機能しなくなった時
その体から離脱しなければなりません
それが死というものです
私たちは日々体を愛しんでメンテナンスしなければなりません
私が毎朝する習慣としてリンパマッサージをしています
ただ体を足先からももへ、指先から肩へと
リンパの流れに沿って撫でていくだけのことです
これは2年前くらいに大病で歩けなくなった時に始めたことです
リンパマッサージというものに興味があり
本だけは購入したものの
なんだか難しそうで全く手をつけていませんでした
2年前のある日、急に体が動かなくなり歩くこともままならなくなりました
病院の中を車椅子で移動して検査するものの原因がわからず
病名もないので家に帰されて家で寝たきりになってしまいました
突然不自由な体になってしまい自分でも驚きました
数時間前までは電車に乗っていたのに
数時間後には痛くて動けなくなっていました
普通だったらパニックになってしまいそうな出来事でしたが
時計を見るたびに22:22や11:11のゾロ目ばかりを目にしたので
「大丈夫守られている」と感じる事ができました
結局2ヶ月間続きましたが
その間も医者で出された薬は大量のロキソニンだけでした
こんなに飲んだら薬で具合が悪くなるのは見ただけでもわかりましたので
薬は極力飲まずに自分でなんとかしようと思って始めたのがリンパマッサージです
それまでも毎朝、体のために軽いヨガ的なものはやっていましたが
体に対して感謝する気持ちが足りなかったと気づきました
朝起きたら布団の上でリンパマッサージをします
ただ体を撫でながら体へ感謝します
「いつもありがとう、今日もお願いします」
体を愛しむ事で今日も自分に守りをかけます
もう少し色が白かったらとか
もう少し脚が長ければと思う事があるかもしれません
ですが今世で使う体は自分で選んできています
もし芸能人のような素敵な人の体に入ってごらんと言われても
きっと心と体が噛み合わず気持ち悪い思いをするでしょう
今ある体は自分に合った自分のためだけの特注品です
毎日自分を愛しんで1日を始めます
何よりも強いお守りです
*エグレット*