十五夜、十三夜と
中秋の名月を楽しみました
もともと月が大好きですが
秋は特に
月が美しいので
毎晩のように月を楽しみます
前回の人生の最後の瞬間に見たものが満月なので
月を見ると殊更、想いが溢れてきます
寒さ、恐怖、痛み、諦め、悔しさ
そして
膨らむような温かさや幸福感
月はレコードキーパです
太古の昔からあってどこからも眺めることのできるもの
前世の前前世の
またその前世の自分も見ている共通の物質です
その時々にどんな気持ちを投影していたのか
月を通して感じることができます
強過ぎない光
暗闇を照らしてくれる月
男性だった時に
女性だった時に
生まれてきて
若い頃に
年老いて
きっと何度も何度も見ているはずです
月が生まれ変わりのすべてを見守っています
空っぽにして
月を眺めることで
ずいぶんと昔のことを思い出します
そして未来の自分へもメッセージを送ります
*エグレット*